福岡・西鉄ホール(観衆446人超満員)
1.「山笠甲子園」〜現役高校生レスラー松雪真也デビュー戦
○白波佑助(7分1秒不二才)松雪真也×
本日デビューの現役高校生・松雪は、黒のタイツのシンプルな姿で登場。
昨年4月、一緒に公開オーディションを受けた白波との一騎打ち。
スタートするやロックアップ、バックの取り合いにはついていく松雪、しかし白波がヘッドロックで締め上げ、その洗礼に苦しむ松雪。何とか逃れるがショルダースルーに倒される。
松雪はエルボーを返すが即座に同じ技を返す白波、さらに膝蹴り、ボディスラム2連発と攻め込む。
動きが止まってしまった松雪に「打ってこい!」と煽る白波、松雪は走り込んでのエルボーで白波を倒し、ドロップキックを何度も打ち込む。そして逆エビにいくが、足のバネの力でそれを返す白波。
最後はラングブロアー、そして不二才で締めあげ、白波が勝利した。
試合後、筑前が白波に九州プロレスジャージを渡す。そして白波が、昨年自分が筑前にされたように、そのジャージを松雪の肩にかけ、新しい仲間を温かく迎えた。
2.「山笠必笑祈願」
○阿蘇山&博多ぶらぶら(12分1秒片エビ固め)つぼ原人&別府太郎×
※万トーン
九州プロレス初登場の別府太郎は桶と手ぬぐい持参で温泉気分で登場。
先行はつぼと阿蘇山、つぼのいつものペースにもっていかれそうになる阿蘇山、しかし首四の字で攻撃、が、つぼはそれを倒立で抜けてクリーンに握手。
続いて別府対ぶらぶら、しかしふわふわと手をそよがせて漂うぶらぶら、別府はそこにはり手を食らわせるが、それでもふわふわと漂いぶらぶらはダメージがわからない。
ぶらぶらは阿蘇山とスイッチ、すると別府は完全に防戦一方、阿蘇山は別府をコーナーにつめるとラリアット、そして高さのあるドロップキックで圧倒。
続いてきたつぼの髪をつかむぶらぶら、すると、するりとそのカツラがとれどよめく場内。さらにレフェリーの髪をつかむとこちらもカツラで場内騒然、あっけにとられたところでそのスキにつぼがぶらぶらをフォールするがカウント2。
阿蘇山のはり手に倒れるつぼ、しかしつぼはそのまま腕立て伏せ、ポージングで客席をわかせ、阿蘇山をコーナーに追いやると名人芸のカンチョー攻撃、そしてコーナーをはさんで阿蘇山の足を引張り、片方をお客さんに持たせるお約束。
つぼはぶらぶらにバーミヤンスタンプ、ぶらぶらは生尻攻撃にあわててキックアウト。
さらにぶらぶらは別府とモンゴリアンチョップ合戦、別府は低すぎる延髄切り、低すぎるギロチンドロップと応戦するが、そのゆるい攻撃にぶらぶらはノーダメージ。
そのぶらぶらを捕まえて客席階段を乱闘しながらどんどんあがっていくつぼ。その間に阿蘇山は別府に万トーン、別府は返せず、勝負は阿蘇山の勝利で幕を閉じた。
3.「中洲×暴風警報発令」
○中洲ヨースケ&ショーイチ&ユタカ(10分22秒片エビ固め)台風3号&4号&5号×
※出会い橋スーサイド
筑前との対戦を狙っているヨースケは、今回の対戦相手の台風が気にいらない。さらに相手は3体、そこでかつての先輩である元大阪プロレスのユタカを呼び寄せる。
中洲組、台風組のルード対決は、いきなり三方に散って場外乱闘。ユタカは台風に急所蹴り、スライディングキックと容赦ない攻撃、さらに口をふさいでのフォールと悪行三昧。
そしてユタカは「九州の皆さん、いきますよー!」と挑発的かつ妙に丁寧な言葉遣いでアピールしつつ、台風にサッカーボールキックを連発。
ヨースケはコーナーに椅子をセットしてそこに台風をぶつけての攻撃。そして倒れた台風に向かって、たっぷりとためてポーズをつけてのエルボードロップ、ショーイチも続いてポーズつきのエルボー、
さらにユタカが「お手本を見せてやる」と、ナルシスティックにポーズをきめてのエルボーと自己陶酔攻撃3連続。
さらにショーイチがブロックバスター3連発、そしてダイビングヘッドバットにいくが、台風はこっそり入れ替わって回避。そして台風は3人で円陣を組んでぐるぐる回って相手をかく乱しての連続攻撃。
さらに台風は3人での3Dと連携を見せる。
が、ヨースケが台風一人を捕まえるとコーナーに担ぎ上げ、そこをユタカがアストロシザース。そしてヨースケがブレンバスターにいくがカウント2。しかしラストはユタカが手にチェーンを巻いて一撃、
さらにヨースケが得意の「出会い橋スーサイド」(スワントーンボム)で勝利。夜の男組の連携のよさに、台風が屈する結果となった。
4.「バリカラ青春ストーリー」
×めんたい☆キッド(10分34秒エビ固め)堀口元気○
※ビーチブレイク
試合前の映像に、リアルハザード堀口元気&斉藤了が登場。「九州プロレス?しらねえぞ」といいながらも筑前、純二、さらには白波やリングアナの名前まで挙げながら挑発。
闘龍門時代のかつての先輩である堀口と向き合うめんたい。バックの取り合いから関節技のすばやい攻防。めんたいは堀口をドロップキックで場外に出すと、エプロンを走って追撃に行くが、堀口かわしめんたいは自爆、この時左足を痛めてしまう。
堀口はそれを見逃さず、左足に集中攻撃。「めんたいこ?卵のままで終わりかよ!」と挑発する堀口、しかしめんたいは足のダメージで攻め込めない。
互いを投げようとする両者、めんたいは踏ん張って堀口をブレンバスターで投げきる。そして神風、さらにロープを飛び込んで攻撃にいくが、堀口はまためんたいの足を攻撃して阻止。
堀口、コーナーからムーンサルト、しかしめんたいは膝を立ててそれを迎撃。そしてコーナーtoコーナーのミサイルキック。さらにめんたいスプラッシュをきめるが、足のダメージでカバーに入れない。
堀口、めんたいに雪崩式ブレンバスター、しかしめんたいはそれを着地、即座にジャーマンスープレックスにいくがカウント2。堀口、垂直落下式ブレンバスター、しかしこちらもカウント2。
が、最後はめんたいを逆さづりに捉えるとビーチブレイク、頭からささっためんたいは返せず3カウント。かつての先輩を超えることはできなかった。
試合後、「これが俺とお前の実力差だ!」と勝ち誇り、めんたいを見下す堀口。しかし、堀口は人にアドバイスはしないが、めんたいは特別だとマイク。「お前も闘龍門のはしくれだろ?このままでいいのか?お前が九州プロレス引っ張っていけよ。メジャー団体がなんだ!ドラゴンゲートなんてくそくらえだって気持ちでこれからやれよ!一緒に神戸で汗を流した仲だ。このまま3周年、5周年と続けて、トップをはることができたら、その時はシングルのタイトルマッチやってやるよ!握手はしねえ、お前とは一生敵だ!それくらいの気持ちで頑張っていけよ!
…おっと、俺はこれから中洲のオネエちゃんと待ち合わせだから行くわ!」と、憎まれ口のようにしながらも、温かい後輩へのエールの言葉を残した。
5.「筋肉山笠」
○筑前りょう太(17分49秒片エビ固め)田中純二×
※とぶばい
九州プロレス旗揚げ一周年のメインを飾るのは、九州プロレスを引っ張ってきた九州男児同士の一騎打ち。
緊張感の高まる中、スタートはグラウンドの攻防。立ち上がると筑前はショルダータックルで純二を倒して突進するが、純二かわし、筑前はコーナーに激突。
そして腕をきめにいく純二、筑前はロープエスケープ。そして今度は筑前がインディアンデスロックで純二の足をきめるが、純二もエスケープ。
はり手合戦の末、筑前は純二に鮮やかなドラゴンスクリュー、そして四の字固め。純二は苦しむがエスケープ。
筑前は逆水平を叩き込み、そしてスピアー、しかし純二はそれをかわすと腕をとってそのまま腕をきめる。筑前苦しむがエスケープ。
純二は腕に攻撃の焦点をあわせるとアームブリーカーを連発。そしてチキンウイングフェイスロック、筑前は体制を入れ替えて回避しようとするが、純二はもう一度それをひっくり返して再度チキンウィング、筑前はなんとかエスケープ。しかし純二はその隙をついて全身の力を込めての腕固め。
逃れた筑前、純二はそこに突進、しかし筑前はかわして純二は場外へ、筑前はそこにトペコンヒーロ。
リング内に戻ると筑前スピアー、しかしカウント2で純二キックアウト。そして純二は不安定な体制から危険な角度の雪崩式ブロックバスター、しかし両者にダメージが大きく、カバーに入れない。
純二は得意技の箱崎浜、しかしこれもカウント2で返す筑前。純二はさらにランニング・ネックブリーカー、しかしここでもカウント2。
純二、ダイビングヘッドバット、しかし筑前かわして自爆、筑前はそこを丸め込むが純二はクリア。
筑前、満身の力をこめてがつんといくばい、純二の両足をホールドしてフォールにいくが、それでも純二キックアウト。
しかしラストは筑前が残った力を爆発させてのとぶばい、純二は返せず3カウント。
一周年記念のメインを飾る戦いは、二人の九州男の力を尽くしあう試合となった。
試合後、「すみません、まず旗揚げ一周年のお礼を言いたい人がいます」という筑前、選手スタッフをリングに呼び寄せると、それぞれに向かって礼をいい、握手していく。
そして、そのまま客席の階段を上がっていく筑前。後方で大会の進行を勤めていたスタッフの元に行くと、感謝の言葉を述べる。
そしてリングに戻り、観客に向かってこの一年の感謝、お礼を言うと深々と頭を下げる。
そして最後はもちろん、「九州ば元気にするばい!」五連発でこの大会を締めくくった。












